「エンジニアになりたい」と考えたとき、最初に決めたいのはスクール名よりも、どの仕事を目指すかです。同じエンジニア職でも、募集内容や必要な経験は求人ごとに異なります。この記事では、求人確認から学習計画までを整理する手順を紹介します。
まず、希望と現在の経験を分けて書く
希望する職種・勤務地・働き方を書き出し、優先順位を付けてください。その横に、仕事で担当した作業と、自分で学んだ内容を分けて記録します。個人制作の経験を、そのまま業務の実務経験として申告することは避けましょう。
求人票を三つ並べて、条件を比べる
候補の求人票を三つ選び、次の項目を表にしてみてください。
| 確認する項目 | 記録すること |
|---|---|
| 必須条件 | 経験年数、担当工程、技術、資格 |
| 歓迎条件 | 必須とは分け、今後補えるものを整理 |
| 入社後の業務 | 研修後の担当、配属先、仕事内容 |
| 働く条件 | 勤務地、雇用形態、勤務時間、給与の内訳 |
| 不明点 | 面接や相談で確認したい質問 |
「未経験可」という見出しだけで決めず、何について未経験でもよいのかを本文で確認してください。職種未経験と、業界未経験は同じ意味とは限りません。
足りない条件から学習内容を決める
三つの求人に共通する条件と、個別の条件を分けます。そのうえで、短期間で試せる学習課題を一つ選びましょう。成果物には、何を作ったか、自分が担当した範囲、困った点と直し方を添えると、相談の材料になります。制作物があるだけで採用されるとは限りません。
有料の学習サービスを検討する場合は、総額、必要な学習時間、質問対応、解約条件を確認し、学びたい内容と一致するかを確かめてから判断してください。
相談先も、対象者が合うかを先に確認する
転職サービスには、経験者向けのものがあります。本記事では以前、明光キャリアパートナーズを未経験者の第一候補として案内していましたが、その案内を見直しました。未経験者が利用できるサービスだと一律には案内しません。
問い合わせる場合は、「現在の経験で求人紹介の対象になるか」「希望する地域の求人を扱うか」を確認しましょう。すでにエンジニアの実務経験がある方には、別記事で相談先を比較しています。
エンジニア経験者向けの相談先比較を読む(広告を含む記事です)
今日の一歩
希望に近い求人票を三つ保存し、必須条件と自分の経験の差を記入してください。学ぶか応募するかを決める前に、「何が分かれば次を決められるか」を一つ明確にするところから始められます。